歴史のうえでは長らくの間、人間(労働力)なんてものは、いちばん浪費可能な資源として扱われてきたと、言えるでしょう。(2)すべての人が同じ制約を受けているのではありません。経済を、全員の運命が一蓮托生の船にたとえれば、生まれながらに「特等室」に入っている人もいれば、吹きさらしのデッキで立ちっぱなしの人もいる。』だから、自分の目標を追求するのに、どんな手段をどれほど動員できるかが、人によってちがっています。日々をより良く生きるには、そうした制約を見据えて、自分の可能性を広げていかなくてはなりません。だからこそ、「大きな経済」の理解が必要不可欠なのです。そのための「ものの見方」を、私は5原則にまとめています。伝授しましょう。『?「縁の異な味、かみしめよ」。経済は持ちつ持たれつの世界、意外なつながりが秘められています。表面的なことだけでなく、深層のつながりにも目をこらさなくては。?「コスト、ストック、得失計算」。なにごとをするにも、それについてのコストを考え、しないならしないことのコストを考える。その際、これまでに蓄えてきたもの(ストック)を考慮に入れて、利害得失を計算する。自分の過去や他人との比較で利害を考える。?「ノンキも必要、短気も必要」。目先のこと、短期のことを考えると、短気になりがち、長期を考えるとノンキになれる。どちらも必要。孫のことを気にかけるのは人間だけ。?「見かけと実質を区別せよ」。値段だけが上がったのか、量が増えたのか、それさえしばしばアイマイになりがち。でも実質オンリーだと潤いが欠ける。どっちも大事。?「いつでも夢を」。人は、願いを実現するためにこそ、経済を動かす。夢こそ、経済。』以上、5つの原則の頭の文字をカタカナでお読みあれ。そう、エコノミイ。
中東の経済は石油抜きでは語れません。世界最大の埋蔵量を持つサウジアラビアをはじめ、イラク、イラン、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)など、中東には有力な産油国がひしめいています。産油国の経済が石油収入に大きく左右されるのは当然ですし、周辺の国々も出稼ぎによって得る外貨収入や有力産油国からの援助に頼っている面があり、産油国経済の動向に大きな影響を受けます。1970年代から80年代初めにかけて石油ブームにわいたペルシャ湾(アラビア湾)沿岸の国々では、石油価格の下落によって80年代半ばから賄政が強まりました。サウジアラビアは膨大な在外資産を取り崩し、88年からは財政の歩玉希補うため、国債口発行にも踏み切りました。民間部門も合わせると、この三力国では計4000億ドル程度の対外資産をなお持っています。
「所得税の予定納税額の減額申請制度」に関する手続きは、法人設立後すぐに必要なものではありません。しかし、忘れやすい手続きなので、ここで最後に説明しておきましょう。前年に所得税の確定申告をして、納税額が15万円以上になった場合には、その納税額の3分の1を、その年の7月と11月に予定納税として、税務署に納める義務があります。これを所得税の予定納税制度と言います。個人事業を年の途中で法人化し、個人事業を廃止した場合には、この制度により思わぬ負担が生じることがあります。予定納税制度は、いわば前年の納税額とほぼ同じくらいの納税額が今年もあるはずだから、あらかじめ前年の納税額の3分の2を納税させておこうという制度です。
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