洋式便器の両脇にしっかりした台を設置したり、つくり付けのベンチに便器を埋め込むような形にしておけば、より安心だ。便器の脇に手をついて座れるからバランスを崩しにくいし、よじ上る手がかりともなる。私の祖母のように便器と壁の隙間に落ち込む恐れがない。もう一歩進んで、便器を寝室内に設置する方法もある。ベッドのすぐ脇に置けば、ベッドから少し身体をずらすだけで便座に座れる。「ベッドルームに便器!」と驚く方もいらっしゃるだろうが、それほど突飛な話でもないだろう。
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最近では介護用のポータブルートイレを高齢者の寝室内に置くケースが増えている。しかし、赤ちゃんのおまるのようなトイレを使うことに抵抗を感じる人は多いだろうし、悪臭の問題もある。その点、水洗トイレなら臭いの心配がない。つくり付けの家具と組み合わせて設置すれば、見た目にもさほどの違和感はない。たとえば、マホガニー材のベンチに埋め込まれたトイレに同じマホガユーの蓋をつければ、ちょっと見ただけではトイレとは気づかない。そんなトイレなら、ベッドのすぐ脇に概いても不自然ではないし、必要になるまではベッドサイドーテーブルとして使うことができる。
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